米国株も「凄い」強さ…です。「メディア」中心の報道を読むと…「間違った方向性」の考え方になります。バフェットを始め…ダリオも、みんな…トランプ否定です。

カタル自身は、常に自分自身の相場観を、「市場動向」を見て…修正しています。そうして…今、起きている「現象」(株価や経済指標)と、未来の方向性(時代が向かうシナリオ)を考える…訳です。これを一言で…「市場の整合性」と述べています。
市場は「現実」を反映し…現実は「市場動向」を見て…「政策手段」などを変更します。つまり…常に市場は「正しい」から、この市場の動きに政策を合わせることを…「市場原理主義」と述べており、カタルは、その信者です。だから過去において、三重野元日銀総裁が発した…「株価が下がろうが…実体経済には関係ない」という考え方に、大きく反発しました。
今回の「トランプ関税」を観ても…分かりますが、彼は、市場動向を注視して…実際の政策を変えています。中国との関税の応酬から…引き下げ、そうして、ウクライナ戦争や今回の「イスラエルへの対応」などは、明らかに、激しく…自身の政策を変更しています。カタルは、嫌いな…タイプの人間ですが、ある一面では、大きく…彼を、評価しています。「必要悪」にも…思えるからです。「体制転換」を図る為には…時には「劇薬」も必要です。
人間と言うのは、「安泰」を求めます。ここで…想い出す実話が「ゆでガエル」の話です。実験をしたことがないから、真実かどうか…分かりませんが、一般的に…蛙は「変温動物」なので、徐々に熱くなっていくお湯の中では、 蛙の神経は感覚を失うそうです。 蛙は、熱くなっていく…「お湯の中」で、危機を感じず、 「適応しよう」と努力していくうちに「神経」が無感覚になり、完全に煮られて…死んでしまうのだそうです。
つまり現状維持は「死に繋がる」のですが…人間は、住み慣れた地が、一番、素晴らしいと思っています。転勤の拒絶反応は、やはり強いのでしょう。でも逆に「住めば…都」と言う言葉もある程です。今の時代は、大きな「時代の転換期」なのです。「ルネサンス」を超える「激変時代」でしょう。AIのよる「シンギュラリティ」時代は、生活環境が激変しています。
「アイフォーン」の発売日は、2007年6月29日だそうです。約20年近い歳月になりますが、まだ「進化」を続けています。時代の考え方を、根底から変える「リーディング・カンパニー」を見つけたら、その株式の「エキスパート」になるべきなのです。基本は「人」であり…その会社の「社風」です。「本筋」を追うのですよ。「派生」は、どうでも良いのです。
一番、大切な事は「時代の核」を外さない事でしょう。これをカタルは、単純に「時代投資」と呼んでいます。政権が変わるなら、その指導者の「生い立ち」を調べて…研究をしなくてはなりません。トランプは、ある意味で…やんちゃな性格です。ヤクザ「顔負け」のようなものです。「あの親父さん」自身が、手を焼いて…軍隊の「厳しい規律」のある学校に彼を入れたのです。
カジノやるときも…トランプタワーの建設の時も…ヤクザを相手に「立ち回り」です。でもいずれも…立派に「成功」に導いています。まるっきり…犯罪者のような「クズ」でもないのでしょう。女性問題もあり…「聖人君子」ではありませんが、仕事が出来るから、ここまで上り詰めたのでしょう。米国も「腐敗の温床」が、多くあるのでしょう。だから…「ガラガラ・ポン」が、必要だったのでしょう。
アフリカのエイズ対策など…見返りがない非効率な事業です。「理想論」はありますが、やはり「淘汰するべき」時代なのでしょう。「理想」と「現実」の順番は、先ずは「現実」です。現実に「ユトリ」が生まれ、初めて…「理想」を追う事が出来ます。「貧すれば鈍する」のです。
今は、会員の「更新時期」を迎えており、まもなく…終わります。だから、皆さんから多くのメールを頂きます。その中で…紹介したメールです。今の「市場心理」を、良く表現しています。
「株は難しいですね、8月と今回のトランプ関税の2つの暴落でやられてしまいました。資金が少ないので、常に信用目一杯で行っているのでこたえました。利確すべきでした、日本株だけはまだ大丈夫と思い込みがあったため逃げ遅れました。一旦すべての株を清算して少し休んでいました。下落局面では何をしたらよいか考えてしまいます。個別株では売りしかないのですかね。かたるさんのゆっくりやっていこうの意味がやっと身に沁みました。今の戻りも第2の暴落を心配してうまくのれていません。」
この心理は、カタル自身の「今の気持ち」をも…表現しています。
でもカタルは、たとえ…100株でも「チャレンジ」を続けています。実際に、昨日は「エーザイ」(4523)を100株だけ買いました。「3Dマトリックス」(7777)も同じですよ。今は株価が少し上がっていますから、「手持ち株」は10万株から、4万株を欠ける程度かな? こんな低位株を100万株単位で、買えないカタルなのです。「コンチクショウ!」です。
株屋って、面白い…商売です。「波乱万丈」の人生でもあります。でも先ずは「小さな喜び」を連続させれば…良いのです。

あの暴落の4月7日に株を買える「ユトリ」があるなら良かったのです。でも仕方なく…信用を目一杯、利用していますから、カタルには「後はなく」…「更なる下落」に対処したのです。でも…やはり、あの4月7日が「底」でした。でも「安心」はできないから…「2週間のお約束」を待って…株を買ったのが4月21日です。「野村証券」(8604)の株を、この日、寄り付きで1000株だけを買って…そのままです。
この株も観ていると…「船株」に似た動きをしています。本来なら「企業業績」が改善する前に、先行して…株価が「仕手化」するのです。今頃…株価は1500円前後になっているのが、「普通」の名目成長時代の株価でしょう。でも現実は。その株価の「約半値」です。「哀しい現実」です。カタルは、これを「清貧思想の蔓延」と呼んでいます。「船株」もそうだったのです。
「想い出」が深い…「初めての入院」でした。有明癌研のカタル自身の十二指腸の画像が8月1日に載っています。十二指腸は「壁」が薄く「魔坂の事態」に備えて…入院するのだそうです。胃のポリープは、街医者が、誰でも…簡単に取れるのです。腸も…多少、面倒ですが…難易度は、高くありません。でも十二指腸は壁が薄く…難しいのだそうです。癌研のベテラン医師でも、僅か「5例」とか…言ったかな? 「失敗事例」も多いようです。

その為に…「初の入院」でした。その時に、発見した海運株です。あの時に5930円(1:3の株式分割)で…先ずは100株を買った「商船三井」(9104)から「スタート」したのです。
自分自身でも、学生時代に「三光汽船」などの相場を知っていましたから、これは「間違いない」と思って…馬鹿になって、株を買いましたね。手持ちが、全て「船株」一色です。でも…予想に反した「チンタラ」相場でした。海運株ですよ。「市況もの」なのです。
時間が掛かって…約3倍です。でも2021年の8月ですから、僅かな期間の4年とも言えます。でも…ね。やはり…「カタル向き」ではありません。カタル自身が、憧れる…相場は、短期間で「株価」が2倍や3倍は「当たり前」の世界の人間です。でも今の時代は、まだ「駄目」なのです。
時代は、徐々に…「実質成長の清貧思想」から変化していますが、今の時間軸の速度が、「チンタラ」した…時間です。この「心」と「現実の株価」との…時間軸の「ギャップ」があります。
先ほどのメールの方も、カタルと同じような…性格なのでしょう。今の「市場心理」を、良く…表現しています。だから敢えて…読者のメールを、勝手に利用させてもらいました。カタルの所に来るメールは、「勝手に利用されるリスク」がある事を…承知してください。でも「プライバシー」には、配慮しています。
この心理が「今の市場」です。
「仕手株」と同じような…理屈です。株を売る人が居るから、株価は高くなります。良く…皆さんは「履き違えて」います。カタルが、僅かな手持ち株を売っても、株は「売り物がある」から…「株価が上がる」のです。だから「利食い」出来るなら…ジャンジャン…株を売りなさい。
それぞれ個人の力量は、全然…違います。たった100株しか買えない人間と…1000万株程度を「平気で買える」人間がいます。自分の器は「際限」がないものです。これが人間ですよ。「欲」は、無限なのです。だから…「足るを知る」と言う言葉があります。
満足度は、人それぞれ…客観的な数字は、関係ないのです。
100株でも「参加は参加」です。先ずは「無理をしない投資」をしましょう。「己を知る」と言う「力量」問題は、他人には分かりません。実際に行動をする…その人の「心の問題」です。あのメールは、多くの投資家が、同じように「抱いている今の市場心理」です。

だから13連騰かな? TOPIXの株価指数は、上げ続けています。「買うべき人」が、株を買ってないのです。「NY市場」も同じですよ。「S&P500」の日足を観ると分かります。株価を観て「政策」が変化します。これが「市場原理主義」なのです。
でも多くの投資家の皆さんは、いつも…自分が中心で「世の中」が回っている…と思っています。「自己中心型」なのです。でも人間は、みんな一緒です。誰もが、同じように…自分が「一番、正しい」と思っています。だから…カタルは昨年5000万も飛ばし、今年は既に1000万もやられています。
でもカタルは、何度でも…復活します。
カタルの人生は「希望」と「挫折」の日々を繰り返しています。しかし…ようやく僕らの「夢を語れる」時代がやって来たのです。心に…「希望」と「夢」を抱いて…目標に向かって邁進するのです。
たった一つ、「野村証券」の株だけを、買い続ければ…それで良いのでしょう。株なんか、簡単です。野村証券の買値を、いつも…最安値を持つように「売り買い」をすれば…良いのです。

実際に、カタルの最近の「クックパッド」(2193)の買値の場合は、170円前後まで下がったのでしょう。だから「在庫」が減ったので…金曜日は173円を買い始めました。

「3Dマトリックス」(7777)の日足
同じように…「3Dマトリックス」(7777)を、今は、ジャンジャン…売っています。だから在庫が減ったので…また「上値」を買うのでしょう。同じことです。
「野村証券」(8604)も…このような「売り買い」を続けて「在庫」を「増やして」いきます。先ずは100株で「充分」です。その内、1000株、1万株になります。そこから…100万、1000万株にすれば良いですね。簡単でしょう。先ずは100株から、始めます。そうすれば…「心」の負担になりません。
今の市場心理は「ショートカバー」(空売りの買い戻し)の連続でしょう。
まだ、この心理が続いているから…株価が急騰しています。でも、まもなく「壁」になります。最近は「アルゴリズム」の影響が強くて…個別株もそうですが…「流れ」が加速しやすいのです。でも、その多くは「単発」です。でも「仕掛け人」が入っている株は、「継続した」株価上昇になります。僕らは、「理論武装」をして、自信を持って…相場に「臨めば」…良いのです。

今日は、面白い「サイト」を発見したのです。カタルは「グローバル基準」に到達した…「日立」(6501)には、興味がありませんが、やはり…「日立」(6501)が「好まれる」わけです。この中期目標は、カタルが述べている…「EBITDA」や「売上高営業利益率」の話しや「成長率」の話が、登場しています。少し難解な…「言葉」を使って、説明されていますが、「解」は同じです。明日は、この話をしようかな?
昨日の原稿の「マクニカ」(3132)は、この成長力の魅力が「加わる可能性」があるのです。現状は、半導体商社なんか…面白くないのですが、市場の見方が「一変する」話になるかもしれません。分かるかな? 「ヒント」だけで…終わりです。

更に…カタル自身も株を買う事を考えた「タイムズ」を運営する「パーク24」(4666)ですが…今は「妥当株価」だから、購入するのを諦めたのですが…このような視点もあるのですね。
分かりますか? 「時代変化」が成長を後押しすると…その企業評価は、大きく変わるのです。知りませんでした。「待機場所の確保」なんて言う…たぶん日本独自の「ルール」の存在です。だから「パーク24」との「資本提携」まで、視野に入ります。まだ「見ぬ夢」を語るのが、本来の「株屋」の使命です。「希望」や「夢」を売る…商売です。
でも現実の株価は「今、出ている利益も、正しく評価しない」株価なのです。船株も野村証券も、同じような…感覚です。皆さんに、カタルの「心情」が伝わるかどうか…。読者、それぞれの「読解力」が試されます。また…明日。